Google AIモードと外部アプリ連携のイメージ

Google検索のAIモードがCanvaやYouTube Musicと連携。検索画面で何ができるようになる?

旅行の準備でGoogle検索を開いたとき、気に入ったテンプレートをCanvaに貼り付けて案内を作り、また別タブでYouTube Musicのプレイリストを探す。そういう画面の行き来、ありますよね。それが検索画面のまま完結する方向に進んでいます。 AIモードで調べた結果が、そのまま外部アプリへ渡される 2026年7月16日、Googleは検索のAIモードで外部アプリと直接連携する機能の提供を発表しました。 最初の連携先はCanva、YouTube Music、Instacartの3サービスです。AIモードの画面内で連携先のアカウントをリンクして、検索の流れのまま次の作業へ進めます。 米国では2026年7月20日前後から段階展開が始まる予定と報じられています。日本での提供開始時期は、2026年7月18日時点で公式案内が出ていません。現状では、日本から試せる機能ではありません。 3サービスで、何ができるか Canvaとの連携 AIモードに「誕生日パーティの案内を作りたい」と入力してテンプレートを提示してもらい、そのままCanvaのデザイン編集画面へ進めます。 「Googleで検索して、Canvaを別で開いて、またデザインを探して」という流れが、検索からデザイン作成まで一本でつながります。 YouTube Musicとの連携 「90年代のジャズを集めたプレイリストを作って」と依頼し、AIモードが出した候補をそのままYouTube Musicに保存できます。 気に入ったリストをメモして、YouTube Musicで手作業で再構成する手間がなくなります。 Instacartとの連携 「鶏むね肉と夏野菜を使った献立を提案して」という流れで作った買い物リストを、Instacartのカートに直接追加できます。カートに入れた後の注文手続きはInstacartのアプリまたはWebサイトで行います。 Instacartは日本での知名度はまだ高くないですが、米国では大手の食料品配達サービスです。今後の連携先に日本でなじみのあるサービスが加わると、この機能が一気に身近になります。 GeminiアプリのSpark機能との並走 Googleはこれと前後して、GeminiアプリのGemini Sparkでも同様の連携拡大が進む形です。 2026年6月30日には、Gemini SparkでCanvaやInstacart、Dropbox、OpenTable、Zillow Rentalsとの連携拡大を案内しています。Web・モバイルは翌週から、macOSアプリは数週間以内の展開予定とされています。 検索のAIモードとGeminiアプリ、両方から外部サービスへつながる設計を同時に進めている形です。利用する場面によって入口を選べるようになります。 外部アカウント連携とデータ共有の範囲 ちょっと気になるのは、外部アカウントをリンクする際にどのデータが共有されるか、という部分です。Googleは「安全にリンクする仕組み」とアナウンスしています。具体的な共有範囲は、設定画面と公式の詳細案内で確認するのが確実です。 連携先が増えると、その分データの流れが複雑になります。使い始める前に、各サービスの連携解除の手順は確認しておきたい。どのデータが渡るのかを把握した上で使うのと、なんとなく許可するのとでは、安心感がだいぶ変わります。 日本での展開を待つあいだに 今回発表された機能が日本でいつ使えるかは、現時点で不明です。 Googleは検索とGeminiアプリの両方で、外部サービスと直接つながる方向を明確に進めています。日本での展開が始まる前でも、米国での使われ方と今後の連携先の顔ぶれを追っていくと、この機能がどんな場面で役立つかが見えてきます。 日本展開の情報が出たら、また掘り下げるつもりです。 参考 ITmedia NEWS - Google検索の「AIモード」、検索結果からそのままアプリで作業可能に(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2607/17/news061.html) Google Blog - Gemini Spark updates June 2026(https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-app/gemini-spark-updates-june-2026/)

July 18, 2026 · 1 min · AI Navi JP編集部
GmailのAI下書きが過去メールとDrive資料を参照する流れ

GmailのAI下書きが過去メールとDrive資料を参照

Googleは2026年5月7日、GmailのAI下書き機能「Help me write」を強化し、過去メールの文体やDrive・Gmailの情報を参照した下書きを作れるようにしました。目立ちませんが、毎日のメール仕事に効く更新です。ただし文体パーソナライズは英語下書き限定という条件が付き、日本語での品質は現時点で未確認です。 Drive・GmailをAIが参照する「Topic contextualization」 新機能の1つ目は「Topic contextualization」です。「Help me write」でプロンプトを書くと、GmailとGoogle Driveの関連情報を自動で参照し、その内容を下書きに組み込みます。 たとえば「プロジェクトの進捗を担当者にメールして」と入力すると、関連するメールやDriveのファイルから日程・予算・決定事項を引いて下書きを作る流れです。Google公式ブログではこうした例が紹介されています。 下書きが生成されると「Sources」ボタンが表示され、Geminiがどのメールやドキュメントを参照したかを確認できます。内容の食い違いを後から追えるようにするための導線です。 同じくGeminiが表計算のセルを埋めるGoogle スプレッドシートのFill with Geminiと合わせると、Workspace内の「情報を集めて形にする」作業がAI側へ寄っていく流れが見えます。 過去の自分のメール文体を学ぶ「Tone and style personalization」 2つ目は文体のパーソナライズです。過去に自分が書いたメールのトーンやスタイルをAIが参照し、定型文ではなく本人の書き方に近い下書きの生成を目指しています。 ただし、Googleのヘルプページには「文体とスタイルに合わせるには下書きが英語である必要がある」と明記されています。日本語のメールで同水準のパーソナライズが働くかは、現時点で公式に確認できません。 Topic contextualization(Drive・Gmail情報の参照)については英語限定の記載がないため、日本語でも何らかの動作はあると見られます。ただし実際の品質は現時点で未確認です。 利用に必要なプランと管理者設定 AIがGmailとDriveの情報を参照する基盤は「Workspace Intelligence」です。GmailのGemini for WorkspaceとWorkspace Intelligenceの両方が管理者に有効化されていることが前提になります。 標準ではオンですが、設定変更の反映まで最大48時間かかる場合があります。会社のアカウントで機能が見えないときは、まだ届いていないだけのケースもあります。 Googleは「Workspace Intelligenceが使うデータは広告目的やAIモデルの訓練には使わない」と説明しています。それでも、社内のどの情報をAIに参照させるかは組織ごとの決め事です。参照範囲は事前に決めておきたいところです。 「メール生成」から「社内情報を引いた下書き」への変化 「Help me write」は2023年ごろに登場し、当初はシンプルな文章生成でした。今回の更新で参照できる情報の幅が広がり、「Driveで資料を探す→数字をコピーする→メールに落とし込む」という作業ステップを丸ごと省く方向に進んでいます。 気になるのは、下書きをそのまま送るリスクです。数字の参照もれや、相手の状況に合わない表現が混ざっても、AIはそれを教えてくれません。情報収集の手間が減っても、内容を確認して送信するステップは引き続き必要です。「Sources」で参照元を確認する仕組みは、そのためにあります。 なお、iPhoneやMacでのGeminiの入り口についてはGoogleのGemini Macアプリの解説も参考になります。 🕒 時系列で追う:GmailのAI下書き強化 日付 出来事 主な出典 2023年ごろ GmailにAI下書き「Help me write」が登場 Google Support 2026-05-05 「Help me write」強化のロールアウト開始(展開に15日以上かかる場合あり) Google Workspace Updates 2026-05-07 Topic contextualizationと文体パーソナライズをGoogleが発表 Google Workspace Blog ✅ 読者アクション 職場・学校アカウントで機能が見えないときは、IT担当者に「Gemini for Workspace」と「Workspace Intelligence」の有効化、および反映待ち(最大48時間)を確認しておいてください。 生成された下書きは、送信前に必ず「Sources」で参照元を確認しておいてください。 文体パーソナライズは英語下書きで動く前提を踏まえ、日本語の下書き品質は過信しないでください。 参考 Google Workspace Updates — Improvements To Help Me Write in Gmail(https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/05/improvements-to-help-me-write-in-gmail.html) Google Workspace Blog — More personalized and proactive assistance in Gmail coming to business customers(https://workspace.google.com/blog/product-announcements/more-personalized-and-proactive-assistance-in-gmail-coming-to-business-customers) Google Support — Write emails with Gemini in Gmail(https://support.google.com/mail/answer/13384326) Google Workspace Admin Help — Control Workspace Intelligence(https://knowledge.workspace.google.com/admin/gemini/control-workspace-intelligence)

May 8, 2026 · 1 min · AI Navi JP編集部
Google スプレッドシートのFill with Gemini機能のヘッダー画像

Google スプレッドシートにGeminiが入る。何が変わり、誰が使えるか

Google スプレッドシートに、入力済みデータや自然文の指示から表の空欄を自動補完する「Fill with Gemini」が加わりました。分類や返信案の入力など、似たパターンが続くセル埋め作業をGeminiが引き受ける機能です。ただし列補完は現時点で米国・英語のみで、日本語対応時期は公式に示されていません。 入力済みデータの文脈に合わせて、残りを埋める Google Workspace Updatesブログで2026年4月22日に公開された情報によると、Fill with Geminiは入力済みのデータや自然文の指示から文脈を推測し、空欄のセルに情報を自動入力する機能です。 これまでのオートフィルは、連番・日付・同じ値のコピーなど、決まったパターンの値を伸ばすものでした。Fill with Geminiは「入力された内容の意味を理解したうえで適切な値を補完する」設計へ進んでいます。 Googleが95人の参加者を対象に実施した100セル入力タスクの比較では、手入力と比べ最大9倍速く完了できたとしています。9倍は作業内容や確認時間で変わりますが、繰り返し入力では体感できる差が出るはずです。 2種類の操作と、何ができるか 操作の入り口は大きく2通りです。 ひとつ目は、列に少なくとも1つ入力済みのセルがある状態でドラッグする方法です。既存の内容をGeminiが参照し、残りのセルを文脈に合わせて埋めます。企業名が1件入った列で、業種や所在地を推測して入力するような動作です。 ふたつ目は、空のセルを複数選んで自然文で指示する方法です。「この列に問い合わせへの返信案を入れて」「商品の特徴を50文字以内で入れて」のように指定すると、Geminiが内容を生成します。 Googleが挙げる対応ケースは、情報の抽出、データの分類、返信案の作成、商品情報の入力などです。関数の書き方を知らなくても使えるのが特徴です。 なお、同じ日にGoogleはGemini in Sheetsで表全体を自然文から作成・編集する機能も発表しています。数式、ピボットテーブル、グラフ、最適化問題まで自然文で操作できるとしています。 対象プランと展開状況、日本語対応の現状 便利そうに見えますが、今すぐ全員が日本語で使えるわけではありません。 言語と地域について、GoogleヘルプにはFill with Geminiの列補完機能は現時点で米国・英語のみ対応と明記されています。日本語環境への対応時期は、2026年4月27日時点で公式に示されていません。 対象プランはBusiness Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、AI Expanded Access、AI Ultra Access、Google AI Pro for Education、Google AI Pro、Google AI Ultraのいずれかです。 展開は、Rapid Releaseドメインへ2026年4月22日開始で最大15日間、Scheduled Releaseドメインへ2026年5月6日開始で最大15日間の段階展開です。対象プランでも表示タイミングは組織の設定次第です。 加えて、Google Workspaceのスマート機能が管理者に無効化されている組織では、この機能は表示されません。会社の環境で使う場合は、IT管理者への確認が必要なケースがあります。 プロモーション期間と、その後の利用上限 2026年7月15日まではプロモーション期間として、Google SheetsのAI機能の利用上限が引き上げられた状態で提供されます。以降はユーザー単位の利用上限に切り替わる予定です。 スプレッドシートの中でAIが動く形は、別アプリを立ち上げる手間がありません。日常の作業の流れにそのまま入ってくる点が利点です。同じGeminiが下書きを助けるGmailのHelp me write強化や、GoogleのGemini Macアプリと合わせて見ると、入り口が増えている流れが分かります。 一方で、個人情報や社外秘データを含む表で使う場合は、会社のWorkspace設定とデータ取り扱いポリシーの確認が欠かせません。 🕒 時系列で追う:Fill with Geminiの展開 日付 出来事 主な出典 2026-04-22 Fill with Geminiを発表、Rapid Release展開開始(最大15日間) Google Workspace Updates 2026-05-06 Scheduled Releaseドメインへの展開開始(最大15日間) Google Workspace Updates 2026-07-15 AI機能のプロモーション上限が終了、ユーザー単位の上限へ切替予定 Google Workspace Updates ✅ 読者アクション 会社で表示されないときの原因は、対象プラン・管理者のスマート機能設定・展開タイミングの3つに絞られます。 個人情報や社外秘を含む表では、会社のWorkspace設定とデータ取り扱いポリシーが使える範囲を決めます。 2026年7月15日以降はユーザー単位の利用上限に切り替わる予定です。プロモーション期間中の使用量をそのまま前提にした運用は続きません。 誰が今日から使えるかで整理すると、線ははっきりしています。対象プランに入っていて、英語で表を作っている人です。列補完が米国・英語のみと公式ヘルプに明記されている以上、日本語の表で同じ動作を得られる段階には来ていません。 ...

April 27, 2026 · 1 min · AI Navi JP編集部
AIが作業画面に来た:Google Gemini Macアプリ

GeminiがMacに来た。ブラウザを開かずにAIを呼べる、新しい作業のかたち

作業の途中でふと「この表の要点だけ知りたい」と思ったとき、ブラウザのGeminiタブを開いて、テキストをコピーして、貼り付けて……という手順を踏んでいる方は少なくないと思います。 ところが、その動きが変わりつつあります。GoogleはGeminiを、ブラウザの中だけでなく、Macのデスクトップやリビングのスマートスピーカーといった「手元の場所」へと広げています。共通しているのは、ブラウザを開かなくても、声やショートカット一発でAIを呼べる方向に進んでいることです。 このページでは、その入口になったGeminiのMac公式アプリを中心に、スマートスピーカー向けの「Gemini for Home」の更新までを、続報が出るたびに追記していく形でまとめます。 Mac公式アプリ:ショートカット一発、作業画面からAIを呼べる Googleは4月15日、GeminiのMacアプリ(SafariやChromeを開かなくてもMac上で直接使えるアプリ)を正式に公開しました。Google Workspace Updatesが「Starting today, the native macOS app is available」と案内したのが4月15日で、4月20日にはGoogleの公式ブログが「The Gemini app is now on Mac」を公開しています。後者は配布開始を広く周知するための記事で、新機能の追加発表ではありません。速報としては、4月15日から使える状態になっていた、と押さえておくと正確です。 このアプリで一番大きな変化は、どのアプリで作業していてもAIを呼べることです。キーボードショートカット Option + Space を押すと、画面上にGeminiが浮き上がります。Pagesで文章を書いていても、Numbersで表を開いていても、別タブに切り替える必要はありません。 さらに、画面共有機能が付いています。今見ているウィンドウやMac内のファイルをGeminiに渡しながら質問でき、「このスプレッドシートの要点を教えて」「この文章をもう少し短くして」のような作業が、ほぼその場で終わります。Googleはこのアプリから画像や動画を生成する機能にもアクセスできると案内しており、単なるチャット窓以上の入口として位置づけています。 ブラウザのタブでGeminiを使っていたときは、「タブを探す→テキストをコピーする→貼り付ける」という動線が毎回発生していました。Macアプリはその往復をカットします。大げさな違いには見えませんが、「ちょっと確認したい」の頻度が多い作業では積み重なっていくものです。文章のトーンをそろえたいときのGmailの下書き支援や、Googleスプレッドシートの自動入力のような機能と組み合わせると、確認と作業の行き来がさらに減っていきます。 利用条件は次のとおりです。 macOS 15以降 RAM 8GB以上(ここ数年の一般的なMacならほぼ満たしている条件です) 空き容量 200MB以上 個人のGoogleアカウント、またはGeminiが有効化された仕事用・学校用アカウント アプリ自体は無料で配布されています。有料のGeminiプランに入っていなくても基本的なチャット機能は使え、高度な機能が必要になったときに追加のプランを検討する流れで十分です。職場のGoogleアカウントを使っている場合、管理者が設定でオン・オフを切り替えられます。デフォルトはオンなので、心配な人はIT担当者に確認してみてください。 画面共有機能は便利ですが、Geminiに渡した情報はGoogleのサーバーで処理されます。顧客の氏名や電話番号が映っている画面をそのまま渡すのは、職場のルール的にも避けた方が無難です。必要な部分だけテキストでコピーして渡す使い方が安心です。 Google Home:声で複数の用事をまとめて頼める(Gemini for Home 3.1) 同じ「ブラウザの外」への流れは、リビングのスマートスピーカーにも及んでいます。Googleは2026年5月5日、Google Nest Help公式ヘルプページのリリースノートを更新し、Gemini for Home音声アシスタントのGemini 3.1への更新完了を説明しました。 ...

April 20, 2026 · 2 min · AI Navi JP編集部