「ChatGPTでいいんじゃない?」と思っていたのに、ClaudeやGeminiの名前を見かける機会がどんどん増えていませんか。

3つとも無料で試せるのに、有料プランに課金するなら失敗したくない。どれが自分に合うのか、公式サイトを見比べても正直よく分からない。

この記事では、2026年2月時点の公式情報をもとに、ChatGPT(OpenAI)・Claude(Anthropic)・Gemini(Google)の料金・最新モデル・得意分野を比較します。読み終わるころには「自分はこれを使えばいい」が見えているはずです。

料金を並べてみる

まず気になるのはお金の話です。個人向けの主要プランを一覧にします。

サービス無料プランエントリー有料標準有料上位有料
ChatGPTありGo:月額1,500円Plus:月額3,000円Pro:月額30,000円
ClaudeありPro:月額$20(約3,000円)Max:月額$100〜$200
GeminiありAI Plus:月額1,200円AI Pro:月額2,900円AI Ultra:月額36,400円

※ChatGPTは2026年1月末に日本円建て・税込の固定価格に移行済み。Claudeはドル建てのため為替で変動します。Geminiは円建て・税込。各サービス公式サイトより(2026年2月時点)。

個人向け有料プラン 料金比較

料金のポイント

ChatGPTのPlusとClaudeのProは、どちらも月額約3,000円でほぼ同額です。ただし、ChatGPTは円建て固定のため毎月の支払額がブレません。Claudeはドル建てなので、為替次第で数百円の差が出ます。

一番安く有料プランに入れるのはGeminiのAI Plus(月額1,200円)です。しかもGoogle One の2TBストレージが付いてきます。「とりあえず無料より少し良い環境がほしい」という人にはコスパが高い選択肢です。

一方、Geminiの最上位AI Ultraは月額36,400円と、ChatGPT Proの30,000円より高め。研究者やプロクリエイター向けなので、一般ユーザーが選ぶ場面はまずありません。

最新モデルを比較する

2026年2月時点で、3サービスとも新しいモデルが出そろっています。

サービス最新フラッグシップリリース時期特徴
ChatGPTGPT-5.2(Thinking / Instant)2025年後半〜推論と高速応答を自動切替。GPT-5.3-Codexも2026年2月に追加
ClaudeClaude Opus 4.6 / Sonnet 4.62026年2月長文理解と日本語の自然さに強み。コーディング性能も向上
GeminiGemini 3.1 Pro2026年2月Deep Thinkモード搭載。マルチモーダル理解が世界最高水準

※各サービス公式発表より(2026年2月時点)。

3社ともに「考えてから答える」推論モードを搭載していて、単純な応答速度だけでなく、難問への対応力で競い合っています。

ChatGPTのGPT-5.2は、質問の難易度に応じて高速モデルと深い思考モデルを自動で切り替える仕組みです。ユーザーが意識しなくても、簡単な質問にはすぐ答え、複雑な問題にはじっくり考えてから返す。

Claudeは2026年2月にOpus 4.6とSonnet 4.6を立て続けにリリースしました。長い文書を読み込んで正確に要約する能力が高く、日本語の文章も翻訳調になりにくいと評価されています。

Geminiは2025年11月にGemini 3を、2026年2月にはその改良版であるGemini 3.1 Proを発表。Deep Thinkモードでは、数学やコーディングの複雑な問題に対して段階的に推論を進めます。

得意なことが違う

料金やモデル名を並べても、実際の使い勝手は分かりません。3つのサービスには明確な「向き不向き」があります。

ChatGPT:機能の多さで圧倒する

ChatGPTの強みは、1つのサブスクリプションでできることの幅が広い点です。

  • テキスト生成・翻訳・要約
  • 画像生成(DALL-E統合)
  • 動画生成(Sora2、Plusプラン以上)
  • データ分析(ファイルアップロード)
  • GPTs(自分専用ボットの作成)
  • エージェント機能(Webブラウジング、フォーム入力など自律実行)
  • Deep Research(長時間の自動リサーチ)

「AIで何ができるか分からないけど、とにかくいろいろ試したい」という人に向いています。無料プランでも基本機能は使えるので、まずは触ってみるハードルが低い。

弱点は、回答が長くなりすぎることがある点と、日本語の文章がやや翻訳調になりやすいことです。

Claude:文章と長文処理に強い

Claudeの特徴は、文章のやり取りに特化している点です。

  • 20万トークン(約15万文字)のコンテキストウィンドウ(入力可能な文章量)
  • 日本語の自然な文章生成
  • 長文の要約・分析
  • コーディング支援(Claude Code)
  • ファイル読み込み・分析

長いPDFや契約書を丸ごと読み込ませて「ここに問題がないか確認して」といった使い方では、3サービスの中で最も安定しています。

弱点は、画像生成や動画生成の機能がないこと。「文章以外もAIに任せたい」という人には物足りない場面があります。

Gemini:Googleサービスとの連携が強力

Geminiの最大の特徴は、Gmail・Googleドキュメント・Googleスプレッドシートなど、Googleのサービスと直接つながることです。

  • Googleドキュメント内で @Gemini と入力してAIを呼び出せる
  • Gmailのメールを横断検索して要約できる
  • 画像生成(Nano Banana Pro)
  • 動画生成(Veo 3.1、Ultraプラン)
  • Deep Think(高度な推論モード)
  • 2TBのGoogleストレージ付き(AI Pro以上)

仕事でGoogleのツールを日常的に使っている人にとって、Geminiは「AIのためにアプリを切り替える」手間がなくなります。

弱点は、一部の高度な機能(Deep Think、Project Marinerなど)が米国限定で、日本では使えない場合がある点です。

無料プランの違い

「まだ課金する気はない」という人のために、無料プランの差も整理します。

項目ChatGPT 無料Claude 無料Gemini 無料
最新モデルGPT-5.2(制限あり)Sonnet 4.6(制限あり)Gemini 3 Pro(制限あり)
メッセージ上限5時間あたり約10件1日数十件程度利用上限あり(公式非公開)
画像生成あり(回数制限)なしあり(回数制限)
ファイル読み込みありありあり
広告表示あり(今後導入予定)なしなし

※各サービス公式サイトより(2026年2月時点)。具体的なメッセージ上限は混雑状況やアカウントにより変動します。

3サービスとも無料で最新モデルを試せますが、使える回数に大きな差があります。ChatGPTの無料版は5時間あたり約10メッセージと少なめ。Claudeも1日の利用回数に制限がかかります。がっつり使いたいなら、どのサービスでも有料プランが前提になります。

ChatGPTは無料プランとGoプランに今後広告が表示される方針が発表されています。Plusプラン以上なら広告は出ません。

用途別おすすめ

比較した結果を踏まえて、用途別に整理します。

「いろんなAI機能をまとめて試したい」→ ChatGPT Plus(月額3,000円) 画像生成、動画生成、データ分析、GPTs、エージェント機能と、1つの月額料金で最も多くの機能が使えます。AIを幅広く活用したい人の最初の一歩に向いています。

「長い文章を読み書きする仕事に使いたい」→ Claude Pro(月額約3,000円) レポートの作成、契約書のチェック、論文の要約など、文章中心の業務ではClaudeが安定しています。日本語の自然さも3サービスの中で高い水準です。

「Googleのツールと一緒に使いたい」→ Google AI Pro(月額2,900円) GmailやGoogleドキュメントをメインで使っているなら、Geminiが最もスムーズです。2TBストレージが付くので、Google Oneの容量不足に悩んでいた人は料金以上のお得感があります。

「なるべく安く有料プランを試したい」→ Google AI Plus(月額1,200円)またはChatGPT Go(月額1,500円) どちらも低価格で有料プランの恩恵を受けられます。Gemini AI Plusは2TBストレージ付き、ChatGPT Goは広告が表示されますがGPT-5.2へのアクセス上限が無料版の10倍になります。

まとめ

ChatGPT・Claude・Geminiの三強は、どれか1つが圧倒的に優れているわけではありません。それぞれに明確な強みがあります。

  • ChatGPT:機能の幅が最も広い。画像・動画・エージェントまで1つで完結
  • Claude:文章の読み書きに強い。長文処理と日本語の質が高い
  • Gemini:Googleとの連携が圧倒的。ストレージ付きでコスパが良い

3つとも無料プランがあるので、まずは自分の用途に近いものを試してみてください。有料プランに進むなら、ChatGPT PlusとClaude Proは月額約3,000円、Gemini AI Proは月額2,900円と、いずれも横並びの価格帯です。

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